みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!
動物業界ではとても貴重な国家資格「愛玩動物看護師」のお仕事紹介ブログも、今回で最終回です。
part1からpart3までの内容を簡単にまとめておくと、愛玩動物看護師のお仕事は…
①以前は獣医師しかできなかった「獣医療」の一部(採血や投薬)を担える!
②獣医師とチームになり、高度な知識と技術で動物の健康を守る!
③就職先は動物病院をはじめとする「動物の健康管理」が必要な施設!
④動物業界では獣医師以外で唯一、社会からの信頼も高い「国家資格」!
…という感じでした!
ここまでで「愛玩動物看護師って、こんなことをするお仕事なんだ!」という部分は知ってもらえたと思いますので、今回は
「愛玩動物看護師を目指す学校って、どんなことを勉強をするの…?」
ということを、「福岡県知事指定の愛玩動物看護師養成施設」でもある福岡ECOのカリキュラムをもとに紹介していきます!
「愛玩動物看護師になりたいかも…」
という方は、進路選びの参考にしてみてくださいね!
5.学校ではどんなことを学ぶ?
福岡ECOでは、「動物看護師専攻(3年制)」と「動物看護師&ペットスペシャリスト専攻(4年制)」で国家資格「愛玩動物看護師」を目指せます。
そもそも、愛玩動物看護師の国家試験では
・基礎動物学
→生命について、動物の姿形について、繁殖や行動・栄養面についてなど
・基礎動物看護学
→動物の病気や感染症、薬や公衆衛生についてなど
・臨床動物看護学
→臨床(実際の現場)で必要な内科・外科の知識など
・愛護・適正飼養学
→ペットとしての動物、人と動物の関係性、適切な飼い方の指導方法など
の4つの科目群について、必要な知識があるかどうかが問われます。
福岡ECOでは、専門機関である「JESC国家試験対策センター」によるオリジナル模擬試験や、国家試験対策アプリを活用しながら、国家試験合格のために必要な知識を身に着けていきます。
また、国家試験に合格するだけでなく、卒業後に愛玩動物看護師として活躍できるように、さまざまな授業で動物看護について幅広い知識が技術を学べることも特徴です。
(ゴールは国家資格合格ではなく、「夢に描いた愛玩動物看護師として活躍すること」ですからね…!)
そして、そんな授業を担当するのは、現役の獣医師や愛玩動物看護師をはじめとする「現場のプロ」ばかり!
「この知識は、動物病院でこんな治療をするケースで使うよ」
「実際にこんな病気の動物がやってきて、こんな風に手術をしたよ」
というような、獣医療・動物看護の最前線で活躍している講師だからこそ聞ける話も盛りだくさんです。
福岡ECOのホームページには、他にもいろいろな情報がくわしく紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
また、
「プロにいろいろと直接聞いてみたい!」
「動物看護師のお仕事を体験してみたい!」
という方は、オープンキャンパスに参加してみるのもいいかもしれませんね!
…と、このあたりで「愛玩動物看護師ってどんなお仕事?」の紹介ブログは一旦おしまいにします!
これからもいろいろなテーマでブログを書いていきますので、お楽しみに~!
それでは~!
※このブログ記事に記載している学習内容等の情報は、令和6年4月25日現在のものです。学習内容は見直し等により変更になることがありますので、ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん
福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業を担当しています。