ECO日記

プロに聞いてみた!④ペットトリマー編part6

みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!

 

ここまで5回にわたって書いてきた「プロに聞いてみた!」シリーズの第四弾「ペットトリマー編」も、今回でついに最終回です。

 

高校生の時に参加したオープンキャンパスで夢を見つけ、ドッグサロンをオープンするまでになった河村さん。

 

「ペットトリマーになりたい学生さんたちに伝えたいことはありますか?」と聞いたら、どんなことを話してくれるのでしょうか…?

 

続きをご覧ください。

 

・・・

 

―河村さんのお話を聞いていると、お客様のことを本当に大切に思っているのが分かりますね。

 

河村さん「本当に優しいお客様ばかりで、本当にありがたいんです。私が体調を崩してしまい、トリミングのご予約をキャンセルしていただかないといけないことがあったんですが、みなさん快く日程を変更してくださって…本当に『お客様のおかげです』と思っています。お客様から『ありがとう~』とお礼を言われると、『いやいや、私の方が感謝しています!」と返してしまうくらいで…この気持ちがちゃんと伝わっているか不安ですけど(笑)』

―お客様からも信頼されているんですね。人間性が備わっていないと、そこまでいい関係性は築けないように思います。

 

河村さん「いえいえ、人間性はまだまだ…勉強中です(笑)」

 

―それでは最後に、ペットトリマーを目指す学生さんたちに伝えたいことがあれば教えてください。

 

河村さん「そうですね…私は、ペットトリマーは『ワンちゃんの成長を飼い主さんと一緒に見ることができる素晴らしいお仕事』だと思っています。小さかったワンちゃんが大きくなっていたり、じっとするのが苦手だった子が上手に待てるようになったり…。そんな成長を見て、飼い主さんと喜びを分かち合えるのって、とても素敵なことだと思うので。それと、ワンちゃんにはそのワンちゃんの可愛さがあるので、それぞれの可愛さをより引き立てられるように、技術を磨いていってほしいと思います!」

 

―ありがとうございました! …ちなみに、河村さんは何歳くらいまでペットトリマーを続けたいと思っているんですか?

 

河村さん「70歳くらいまで…!技術は、年々積み重なっていくと思っています!」

・・・

 

 

夢に向かって努力を続け、ペットトリマーというお仕事に向き合っている河村さん。

「ワンちゃんや飼い主さんの人生に関わる仕事」として責任感を持ち、楽しみながら高みを目指しているからこそ言える、前向きなエネルギーでいっぱいのお話を聞くことができました…!

 

ペットトリマーというお仕事に少しでも興味を持ったかたは、ぜひぜひご自分でもいろいろと調べてみるのもいいかもしれません!

 

また、「プロのペットトリマーさんに話を聞いてみたい!」という方は、ペットトリマーコースのある学校のオープンキャンパスに参加してみるのもおススメです…!

 

 

それではまた!

 

 

 

 

この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん

福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業のほか、文章表現についてのゼミを担当しています。