ECO日記

プロに聞いてみた!④ペットトリマー編part2

みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!

 

前回に引きつづき、「プロに聞いてみた!」シリーズ第四弾「ペットトリマー編」をお送りします!

 

予約が取れない人気ドッグサロンを経営する河村さんが、「ペットトリマーをするうえで一番気を付けていること」とは、いったい何なのでしょう…?

 

続きをどうぞ~!

 

・・・

 

―匂いにも気を付けて、清潔感のあるお店づくりをしているんですね!その他に、何か気を付けていることはありますか?

 

河村さん「ペットトリマーの仕事でいうと、何より大切にしているのは『ワンちゃんがケガをしないように、確実にケアをする』ことですね。トリミングにはハサミや小型のバリカンを使いますし、目元やおなか回りなど、デリケート部分をカットすることも多いので…安全面には、特に注意を払っています。あとは、ほんの少しでもワンちゃんの体に気になるところがあったら、飼い主さんに伝えるようにしています。ワンちゃんには、なるべく健康にすごしてもらいたいので」

 

―トリミングの時は、特に一瞬でも気を抜けないですね…!ちなみに、いつ頃自分のドッグサロンを持ちたいと思ったんですか?

 

河村さん「実は、福岡ECOに通っている当時から思っていたんです!というか、なんとなくそれが自然な流れなんだろうな…と考えていましたね」

 

―在学中から、すでに開業を意識していたんですね…!それでは、卒業からドッグサロン開業までの流れを教えてください。

 

河村さん「卒業後は、一年間福岡ECOの授業アシスタント(※)をしてから、動物病院に併設されたドッグサロンでペットトリマーをしていました。そこで四年半くらい働いて、24歳の時に本格的に開業に向けて動き始めました」

 

―そうなんですね!開業準備はスムーズに進んだんですか?

河村さん「かなり速く進んだ方だと思います(笑)。『2020年のうちに絶対開業するぞ!』と決めて動き始めて、すぐに物件の目途をつけて不動産屋さんに相談に行きました。そしたら、7月か8月くらいに『いい物件が空きましたよ』と連絡をいただいて、すぐに契約したんです。その後、10月に内装工事が始まって、11月にオープンしたので…。もともと、勤め先の動物病院の院長さんにも『私は独立して開業したいんです』と伝えていたのもあって、動き始めてからはとてもスムーズに進められました」

 

―すごいスピード感ですね!

 

河村さん「そうですね(笑)」

 

・・・

 

と、今回はここまで!

 

本格的に開業に向けて動き始めてから、一年もたたないうちに本当に自分のドッグサロンをオープンしてしまうとは…河村さんの有限実行力、とってもすごいですね…!

 

次回はそんな河村さんの「ペットトリマーをしていて一番嬉しい瞬間」や、「このお仕事のやりがい」について聞いていきますよー!

 

それでは、次回をお楽しみに~!

 

 

※授業アシスタント…福岡ECOで学ぶ学生たちの授業をサポートするお仕事。ペットトリマー専攻のアシスタントさんは、学生が授業でトリミングをするモデル犬(ご協力いただける一般家庭などからお預かり)の送迎など、学生が安心して学べるようにいろいろな補助をしています。

 

 

この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん

福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業のほか、文章表現についてのゼミを担当しています。