ECO日記

【在校生ブログ】ヤギさんのお世話をして私が学んだこと

こんにちは!2年間、学生としてこの福岡ECO動物海洋専門学校に通っている神永竜弥です!今回はECOZOO(この学校の1階にある色々な動物を飼育している部屋)に暮らしている2匹のヤギさんと、彼らのお世話をして初めて知ったことを紹介します。

 

2匹のヤギにはそれぞれ、「みぞれ」と「いちみ」というかわいい名前があります!

まずはみぞれについて紹介します。性別はオス。角が生えているのが特徴です。チモシー(草食動物の餌となる干し草のこと)を食べるのが大好きで周りのことが見えなくなるほど、チモシーに夢中になります。

 

次はいちみについて紹介します。性別はメス。みぞれと違い、角が生えていないのが特徴です。この子もチモシーを食べるのが大好きですが、みぞれに横取りされることがあります。

 

次にヤギの世話をして、初めて知った事を紹介します。まずはヤギにも上下関係があることについてです。この2匹の場合、みぞれの方がいちみよりも立場が上です。いちみの紹介でも書いていた通り、みぞれはいちみのチモシーを横取りします。当然、チモシーを置く位置を間違えれば、みぞれがチモシーも独占する形になってしまいます。そうならないために、私はチモシーを与える際は対角線上の角に置くようにしています。そうすることで、たとえみぞれがいちみのチモシーを奪っても、反対のチモシーが空くので、平等に食べることが出来るのです。2つ目はチモシーの量についてです。ヤギ1匹が1日に食べるチモシーの量はなんと大きいバケツ2杯分です。それくらい食べるので、糞もたくさんします。ちなみに掃除は1日に2回、朝と夕方にしなければなりません。正直、餌が少なくて十分だと思っていましたが、あまりのチモシーの量とヤギの食欲旺盛な姿を見て、茫然としたのがいい思い出です。

いかがでしたか?いちみやみぞれのお世話をしたことで、この学校では勉強だけでなく、実際に動物に触れることでも学ぶということを実感しました。僕自身、初めてのことに挑戦するのは少し苦手で、不安を感じてしまいます。それでも、「やってみないとわからないことがあるよ!」というのを、みぞれといちみに教わったような気がしています。結論を言うと「とりあえず、行動してみる。」これに尽きます。小動物飼育クラブに入る、バイトをやってみる、行きたいところに行ってみる、何でもいいです。まずは行動してみましょう!たいていの場合は日にちが経つにつれて慣れていきます。頑張ってください!僕はいつでも、あなたたちのことを応援しています!