みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!
現役ドッグトレーナーとして活躍されている、石松先生へのインタビューもpart4になりました!
今回は「ドッグトレーナーのお仕事のやりがい」について聞いていきますよ~!
それではどうぞ!
・・・
―石松先生のなかで、ドッグトレーナーをしていて一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
石松先生「やりがいですか…なんだろう…(笑) 飼い主さんから『あなたにお願いしてよかった!』と言ってもらえた時も嬉しいですけど、一番は飼い主さんがワンちゃんに向かって『あなた、こんなことも出来たのね~!』と嬉しそうに声を掛けているのを見た時ですかね」
―くわしく教えてください!
石松先生「ワンちゃんがなかなか飼い主さんの言うことを聞かない…という場合、ついつい『ウチの子はかしこくないんだよね~!』みたいな言葉が出がちですよね。でも実はそんなことはなくて、単純に『人間側のやり方が間違っている』『指示がワンちゃんに伝わっていない』みたいなケースがほとんどなんです。なので、きちんとしたやり方でトレーニングをすれば、ワンちゃんはしっかり言うことを聞いてくれるようになることが多いんですよ」
―なるほど…
石松先生「だから、ワンちゃんの姿を見た飼い主さんが『こんなことができるなんて、すごいじゃない!』と喜んでワンちゃんをほめてくれると、『ああ、見方が変わってよかったなぁ…!』と思います。できれば『ウチの子は~…』というマイナスな言葉はなくしたいですし、飼い主さんが『この子とそばにいられて、一緒に暮らせて幸せだな』と感じられるような関係性になってもらいたいな、と考えています」
―とても素晴らしい考え方ですね…!そういえば、そもそも石松先生がドッグトレーナーを目指したのはなぜですか?
石松先生「…実は私、もともとはドッグトレーナー志望じゃなかったんです(笑)」
―えっ! そうなんですか?
石松先生「私は福岡ECOの二期生なんですが、当時は今の校舎ができる前で、学科や専攻も今よりずっと少なかったんです。高校生の時は『イルカのトレーナーになりたい』と思っていたんですが、体験入学の時に面談してくれたK先生から、『今の時点では、動物の飼育全般を広く勉強したほうが就職の幅を広げられるよ』と聞いて…」
―K先生…今も福岡ECOにいらっしゃる先生ですね!
石松先生「そうですね! K先生にそう教えてもらったこともあって、私は動物の飼育や訓練を学ぶ専攻を選んで入学したんです」
・・・
と、今日はここまで!
なんと石松先生から、「もともとドッグトレーナーになりたいと思っていたわけではない」という衝撃発言が飛び出しました…!(笑)
だけど、ドッグトレーナーの道に進もうと決めたきっかけは何だったのでしょうか…?
そのあたりは、また次回のブログで!
それでは!
この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん
福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業のほか、文章表現についてのゼミを担当しています。