ECO日記

プロに聞いてみた!②動物看護師編part1

みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!

 

動物業界で活躍されているプロのみなさんにインタビューをして、色々なことを聞いていこう!という「プロに聞いてみた!」シリーズ。

 

第二弾のゲストは、「PAL動物病院グループ」で現役の動物看護師として活躍されている、渡邊先生です!それではどうぞ!

 

・・・

 

―よろしくお願いします。動物看護師さんとしっかりお話するのは初めてなので、とても楽しみです。

 

渡邊先生「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

―まずは、渡邊先生の経歴を教えてください。

 

渡邊先生「僕は福岡ECOの卒業生で、動物看護師専攻の出身です。でも、高校生の頃はイルカのトレーナーか動物園の飼育員になりたいと思っていました(笑)」

 

―えっ、どういうことですか…?

 

渡邊先生「もともと動物関係の仕事に就きたいとは思っていたんですが、『動物看護師』という仕事があることは知らなかったんです。なので、福岡ECOではドルフィントレーナー専攻か動物園・動物飼育専攻に入りたいな~と考えていました。でも、オープンキャンパスの時に担当してくれたI先生から、『これからは男性の動物看護師が活躍する時代だよ!』という話を聞いて、『そうなんだ!じゃあそっちで頑張ってみよう!』と…」

 

―今も福岡ECOにいらっしゃる、I先生ですね!そんなことがあったんですか(笑)

 

渡邊先生「そうなんです。それで今は、『PAL動物病院グループ』というところで働いています」

 

―動物病院グループ…あまり聞きなれないので、詳しく教えていただけますか?

 

渡邊先生「動物病院は、大きく2つのタイプに分かれます。1つは、獣医師が開業して代表を務める、言わば『個人経営タイプ』。もう1つは、会社組織で動物病院を運営する、言わば『企業タイプ』です。僕が勤めているのは『企業タイプ』の動物病院で、福岡県内にある3つの動物病院を、同じグループが運営しています」

 

―なるほど…企業として運営されている動物病院があるんですね。

渡邊先生「はい。『PAL動物病院グループ』は動物看護師だけでも20名ほどが働いているので、福岡県内の動物病院としては、割りと大きな組織だと思います。そこで『看護師長』というポジションで仕事をしています」

 

・・・

 

と、今回はここまで!

 

いきなり「動物看護師専攻に入る予定はなかった」という、びっくりする情報を聞くことができました…(笑)

 

次回は、動物看護師のお仕事について、どんどん掘り下げていきますよ~!

「看護師長」は、どんなお仕事をするんでしょうか…「動物看護師」との違いは…?

 

それでは、次回をお楽しみに!

 

この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん

福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業のほか、文章表現についてのゼミを担当しています。