ECO日記

プロに聞いてみた!③ ドッグトレーナー編part1

みなさんこんにちは!元飼育員の講師ふくちゃんです!

 

今回のブログは「プロに聞いてみた!」シリーズの第三弾!

動物業界で活躍されているプロのみなさんにインタビューをして、色々なことを聞いていこう!というこのシリーズ。

 

第一弾の「水族館飼育スタッフ」第二弾の「動物看護師」に続いて、今回は現役の「ドッグトレーナー」さんにお話を聞いてきましたよ~!

 

ゲストは、フリーの「家庭犬訓練士(ドッグトレーナー)」として活躍されている石松先生です。

「この仕事をするうえで、一番大切なのは〇〇!」

「一番やりがいを感じるのは、〇〇が〇〇した瞬間!」

「ドッグトレーナーを目指す学生さんには、〇〇を見つけてほしい!」

 

…などなど、その道のプロならではの、とっても興味深いお話がたくさん聞けました…!

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!

 

それではどうぞ~!

 

・・・

 

―よろしくお願いします。ドッグトレーナーさんのお仕事について、ぜひいろいろと教えてください!

 

石松先生「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

―はじめに、石松先生がどんなお仕事をされているか教えてください

 

石松先生「私は『出張の家庭犬訓練士』としてお仕事をしています。ペットのワンちゃんを飼っている飼い主さんから依頼を受けて、お家におじゃましてワンちゃんのトレーニング(※1)をする…という感じですね」

 

―どこかの会社に所属している…というわけではなく、個人でお仕事をされているんですね!

 

石松先生「そうですね。個人で活動しています。一般的に、ドッグトレーナーは『民間の家庭犬訓練施設』や『警察犬訓練施設』に就職することが多いんですが、私はそのどちらでもありませんね」

 

―なるほど。「ワンちゃんのトレーニング」は、どんなことをするんですか?

 

石松先生「私の場合、ワンちゃんを飼ううえで、飼い主さんが困っていることを改善する…というのが基本ですね。例えば、『玄関のチャイムが鳴ったらいつも大声で吠えてしまうから、無駄吠えをなくしたい』みたいな相談をいただくんです。その場合は、『どうしてこのワンちゃんはチャイムに反応して吠えるんだろう』という部分をしっかり観察したり考えたりしたうえで、『吠えずに待てたらほめてあげる』などの方法で、少しずつ無駄吠えを減らせるようにしていく…というような流れですね」

 

・・・

 

と、今回はここまで!

 

現役のドッグトレーナーならではの、とても具体的なお話ですね…!

次回は、ドッグトレーナーのお仕事について、もっともっと掘り下げていきますよ~!

 

石松先生が思う「このお仕事をするうえで一番大切な〇〇」のお話も出てくるので、お楽しみに…!

 

それでは!

 

 

※1「トレーニング」…動物業界では「人間の指示に従うように訓練すること」を指す。犬の場合、「お手」などのいわゆる芸だけでなく、「散歩の時に走らない」「診察中にじっとする」など、人間と一緒に生活を送りやすいような行動もトレーニングが可能。

 

※2「動物取扱業の登録」…動物に関係する仕事を開業する場合に必要な届け出で、「動物取扱責任者」を都道府県に登録するもの。登録にはいくつか種類があり、ペットショップなら「動物の販売」、動物園なら「動物の展示(※誰かに見せること)」、ドッグトレーナーなら「動物の訓練」をしていると登録しないといけない。

 

 

 

この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん

福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで動物や動物園についての授業のほか、文章表現についてのゼミを担当しています。