ECO日記

麻薬探知犬特別講義

ドッグトレーニングに興味がある約50名の学生を対象に、『税関と麻薬探知犬』の特別講義を開催しました。

門司税関の職員の方々にお越しいただき、税関の業務内容や麻薬探知犬のトレーニング方法についてご説明をいただくとともに、実際に現場で活躍している麻薬探知犬2頭によるデモンストレーションを実施していただきました

ハンドラーと麻薬探知犬

 

税関のお仕事の中の1つに、『外国から日本に輸入するさまざまな荷物の中に、危険なものが入っていないかチェックする』という、重要な業務があります。

税関の業務内容の講義の様子

 

その際に活躍するのが『麻薬探知犬』犬の嗅覚は、人間のおよそ1億倍あると言われています

そんな優れた嗅覚を持っている犬に、薬物のにおいを嗅ぎ分けてもらう、
それが、『麻薬探知犬』の重要なお仕事です。

しかし、犬にとってはお仕事ではなく、ハンドラーと楽しく遊べる『遊び』として訓練をします。

遊びながら訓練することによって、コミュニケーションを取り人と犬の関係を明確にすることが出来るためです。

また、探知犬においのついた箱を嗅ぎ分けると『おすわり』をするようして知らせます。これが上手に出来たら、ご褒美としてたくさん遊びます。

デモストレーションの様子

デモンストレーションでも見事、においのついた箱の前でおすわりをして当ててみせました。

 

更に、学生が犯人役となり、手に持っているポーチの中から薬物のにおいを嗅ぎ分けるデモンストレーションも見事正解することが出来ました。

薬物のにおいが付いたポーチを見つけた後、探知犬はハンドラーと思いっきり遊びます。

ハンドラーと麻薬探知犬の『信頼関係』が強く結ばれているのを感じることができました。

 

福岡ECOは、在学中にこのような特別講義などを通して、2年間・3年間でたくさんの知識・技術が身につけられる学校です。

最後に大変お忙しい中、福岡ECOの学生たちのために、麻薬探知犬のトレーニング方法やデモンストレーション・さらには税関のお仕事の内容や大切さ・薬物の危険さなどたくさんお話いただき、誠にありがとうございました。