ECO日記

ドルフィントレーナーのお仕事①

こんにちは!

福岡ECOには日々様々なご質問を、お電話やメールなどでいただきますが、なかでも多数寄せられるのがドルフィントレーナーについてです

皆さんも水族館などで、一度はイルカのパフォーマンスやプログラムをご覧になったことがあると思いますが、そこで目にするドルフィントレーナーの姿は、華やかでカッコいいですよね

「どうやったらドルフィントレーナーになれるの?」「資格は必要ですか?」「どんな人が向いているのですか?」等々、様々な質問をいただきますが、特に多いのが「ドルフィントレーナーのお仕事内容について教えてください!」というもの。今日は中でも「イルカのエサやりについて」をお伝えします


まず、ドルフィントレーナーの朝はイルカたちのエサづくりから始まります

エサはイワシやサバ、サンマ、シシャモ、そしてイカなど。皆さんも一度は食べたことがあるような、おなじみの魚たちがイルカも好物なのですね

そのほとんどが冷凍保存されていますので、その解凍作業からエサづくりは始まります。イルカの体調や体重にあわせて、個体ごとに摂取カロリーは決められているので、鮮度を確認しながら選別します。ときには食べやすいように身を三枚におろしたり半分に切ったりすることもあります。この仕事で三枚おろしが上手になったというドルフィントレーナーも

1頭で1日に10kg~15kgを数回に分けて与えるのですが、さすがたくさん食べますね~

 

食事とともに気を付けないといけないのが、水分補給です。人間と同じで、イルカにとっても水分はとても大事なのです。夏の暑い時期になると脱水症状気味になることだってあります。では、イルカはどうやって水分を補給するのでしょうか?

答えは「エサになる魚から水分を補給している」です。

しかし冷凍保存された魚は水分量が減ってしまうため、さらに補給する必要があります。そんな時は水分をたっぷり含んだゼリーや氷をエサとは別に与えます。イルカも人間と同じ哺乳類ですやはり大事なのは食事と水分なのですね

このように、イルカたちが皆さんの前で元気にパフォーマンスできるのは、ドルフィントレーナーにしっかりと管理された食事のおかげなのですね


このようにドルフィントレーナーの仕事について、これから少しずつアップしていくので、次回を楽しみにしていてくださいね