ECO日記

動物園好き必見!飼育員が教える動物園の楽しみ方3選!

みなさんこんにちは!元飼育員のふくちゃんです!

 

突然ですが、みなさんは動物園に行くのは好きですか?

好きな動物がのんびり過ごしている姿を見たり、不思議な動物との出会いがあったり、お散歩気分で歩いてみたり…。

動物園には、いろいろな楽しみ方があります。

 

ただ、飼育員をしていた時には、お客さんの様子を見ていて

 

「ああ、そこを見逃すなんてもったいない…!」

「ここを見てくれたら、もっと楽しんでもらえるのに…!」

 

と思ってしまうこともあったんです。

 

そこで今回は、「飼育員が教える動物園の楽しみ方3選」と題して、僕が思う「動物園に行ったら、こんな風に楽しんでほしい!」という方法を3つご紹介します!

この3つを知っているのと知らないのとでは、動物園の楽しさが何倍も違いますよ!

 

それでは早速、ご紹介していきましょう~!

 

 

楽しみ方①「手作りの看板を探す!読む!」

 

動物園に行くと、やっぱり動物をじっくり見たいですよね。

ただ、よ~く周りを見てみると、飼育員が手作りした看板や、手書きの説明が置かれていることがあります。

そこには、飼育員だけが知っている動物のおもしろ情報や、最近のできごとなどが書いてあるんですよ!

 

そもそも、動物園にもともと設置されている看板には、「キリンとはこんな動物です」という、いわゆる「動物の種類」についての説明しか載っていない場合がほとんど。

一方で飼育員手作りの看板には、「○○くんは怖がりな性格です」「○○ちゃんはニンジンが嫌いです」など、より細かな情報が書いてあることが多いんですね!

中には、「キリンのここに注目して見てみてください!」など、おすすめの観察スポットを詳しく紹介してくれていることもありますよ~!

 

とても分かりやすく「動物園の楽しみ方」が分かるポイントなので、オススメです!

 

 

楽しみ方②「全ての動物を見ようとしない!」

 

動物園に行くと、ついつい「動物園の端から端まで回らなきゃ!」「全部の動物を見なきゃ!」と思ってしまいますよね。

そしてその結果、歩き疲れてしまったり、一つの動物を見る時間が短くなったり…。

結構あるあるだと思うんですが、それではもったいないと思うんです!

 

そこで僕がオススメするのは、「今日はトラとライオンだけじっくり見よう」「あっちのエリアはまた今度来た時に行こう」という風に、動物園の一部ずつをゆっくり楽しむ…という方法!

 

少しもったいない感じもしますが、歩き疲れてしまったり、ひとつひとつの動物をじっくり見られなかったりするよりも、動物園を楽しめるんですよ~!

 

そして、時間&体力に余裕がある状態で、お気に入りの動物の姿をじっくりと眺める…。

 

ある意味、一番贅沢な動物園の楽しみ方かもしれませんね。

ぜひ、一度試してみてください!

 

楽しみ方③「動物園のイベントに参加してみる!」

 

あまり知らない人もいると思いますが、動物園では、お客さん向けにいろいろなイベントが開催されています。

 

気軽に参加しやすいものだと、「動物のガイド」。

飼育員による解説は、聞くと「へぇ~!」という新しい発見があるはずです!

 

さらにオススメなのは、「事前予約が必要なイベント」や「会員限定イベント」に参加してみること!

 

動物園によって内容は違いますが、「キリンの飼育員体験」や、「チンパンジーにプレゼントするエサづくり」ができるイベントが開催されることも…!

 

参加できる人数は少なめですが、そのぶん動物をすぐ近くに感じられることも多いので、本当にオススメですよ!

 

なかには、「子ども限定」「学生限定」「大人限定」など、年齢層にあわせたイベントを行っている動物園もありますので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね!

 

 

以上、「飼育員が教える動物園の楽しみ方3選」でした!

みなさんもぜひ、動物園をもっともっと楽しんでくださいね~!

 

それでは~。

 

 

この記事を書いた人…元飼育員講師ふくちゃん

福岡ECOの卒業生。動物園とサファリパークで13年間、飼育員をしていました。好きな動物はフクロテナガザル。担当していた動物は、ゾウ、チンパンジー、キリン、トラなど。現在は福岡ECOで「陸上動物」「動物園・水族館研究」「アニマルヒストリー」の授業を担当しています。