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就職・資格

卒業生インタビュー

動物飼育員
@長崎バイオパーク

たくさんの人に伝えたい


動物たちの魅力、そして現状について

生命の誕生に立ち会えた瞬間の『感動』が今のやりがい

展示する動物たちが、自然に近い状態で飼育されていることで有名な長崎バイオパーク。園内では、多くの動物たちとふれあいを楽しむことができ、お客様と動物の距離の近さが人気の秘密でもあります。同園で飼育員として活躍中の卒業生たちに、お話を伺いました。

飼育員になることが子どもの頃からの夢だったという松浦さんは現在キリンやシマウマ、ダチョウなどの担当として奮闘中です。毎日の調餌、給餌や獣舎の清掃だけでなく、飼育する際に必要な道具製作も行うという業務は多岐にわたります。その中で一番のやりがいは「繁殖に成功し、生命の誕生に立ち会えた瞬間の『感動』」と話してくれました。さらに、イベント解説の際、自分の話した内容にお客様が喜ぶ姿を見ると、あらためて「飼育員をやっていてよかった」と感じるそうです。

これからは「動物たちの置かれている現状をもっとたくさんの方に知ってもらうこと」が目標と話してくれました。

動物が好きだから、毎日の仕事がとても楽しい

また、お仕事のやりがいについて、ラマやアライグマ、フラミンゴなどを担当する崎田さんも「自分で考えたイベントや展示で、お客様が笑顔になること」と、昆虫館の管理や展示を担当する春岡さんは「お客様とのコミュニケーションを通して、自分も成長することができること」と、それぞれ話してくれました。

そして、それぞれの目標を語ってくれたのは、横井さんと西山さん。ワオキツネザルやクロキツネザルなどを担当する横井さんは「今よりもさらに自然に近い環境で、動物の魅力をもっと引き出したい」そうで、ペットのふれあい広場「PAW」で犬や猫、ウサギなどの小動物を担当する西山さんは「より多くのお客様に動物の魅力や特徴を伝えたい」とのことです。

そして、カピバラやバクを担当する小野さんが「動物が好きだから、毎日の仕事がとても楽しい」と言うように、「好き」を仕事にする卒業生たち。全員の輝く表情に、今後の活躍を大いに期待できそうです。

動物たちの観察は、健康状態を知るためにも毎日行います。

園内に自生するカシやクリなどの木もエサとして切り出します。

安全にふれあいを楽しんでいただけるよう、カピバラとお客様の両方に注意を払います。

園内放し飼いのクロキツネザルは給餌の際、状態チェックも行います。

園内放し飼いのクロキツネザルは給餌の際、状態チェックも行います。

動物たちを一番近くで観ることができることが飼育員の魅力です。

昆虫館で展示する昆虫の管理、イベント企画はもちろん、お客様への解説も大切な仕事です。

ウサギやモルモットだけでなく、犬ともふれあえる「PAW」では動物たちとゆっくりくつろげる空間作りを心がけます。

活躍する卒業生
  • 松浦さん
    動物飼育員
  • 小野さん
    動物飼育員
  • 春岡さん
    動物飼育員
  • 崎田さん
    動物飼育員
  • 横井さん
    動物飼育員
  • 西山さん
    動物飼育員
[取材協力]
長崎バイオパーク
長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
tel.0959-27-1090
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